【鹿児島伸睦】ウサギ花器【Makoto Kagoshima】
うさごの可愛さが表現された花瓶
花などの植物をモチーフに作陶されることが多い鹿児島睦さんの花器です。鹿児島さんの作品の中でも人気が高いウサギの花器を、鋳込み成形を用いて器の名産地である波佐見で焼成されています。異なる産地の土を使い、滑らかでつるんとしながらもマットな質感に仕上っています。
「うさぎの花器」自体は元々あったものですが、この「うさぎの花器」は鹿児島睦さんが紙型を使用して制作した最初の思い入れの強い作品ということもあり、長崎の400年以上続く歴史をもつ陶磁器の名産地波佐見で制作するに当たって選ばれました。
鹿児島睦さんらしいユーモアから、花を挿す部分として耳のところの左右に開いています。その開き方がとても微妙で花を活ける場合に花が安定しやすく、またやそのままディスプレイとしてご使用いただく場合にも、両方にとってほど良く広がっています。